アメリを久々に見た
今まで何回も見たけど初めて気付くことが結構あった
アメリが管理人さんの部屋に始めて入ったとき緊張してるのとか出された飲み物をあんまり飲みたくなさそうだとか
管理人さんが、あら珍しい、っていう台詞から普段管理人さんとの関わりが薄いこととか
アメリのテレビ見てるシーンがずっと謎だったけどあれはアメリの脳内で変換されたものだとか
置物や写真が喋ったりするのも妄想だとか
批判ではなく、改めて観るとアメリってヤバい女で、
でもそれには子供のころから友達と遊ぶことができなかった境遇が関係してること
最後のドアを開ける瞬間まで殻が破れないでいたこと
公園の公衆電話で話すシーンでいちいち語尾にカンカンポワ!って名前呼んでたこと(たぶん)
アメリの他人との関わり方の変化、
デュファイエル爺さんのアメリとリュシアンに対する愛情
最後の自転車のシーンの爽やかさ!
今まではアメリに感情移入しすぎてたから、デュファイエル爺さん、なんてお節介なこと言うんだ!と思ってたけどアメリのことを自分と重ね合わせて、心配してたんだなと思った
初めてアメリを他人として?見れた気がする
アメリの境遇は特殊だけど、ふつうに人と関わるのが苦手な人みんなに当てはまるんじゃないかなと思う
方法はともかくはじめて人を幸せにすることができて、世界と調和がとれたような気がして
恋をして、勇気が出なくて変なアピールしかできなくて
最後の自転車に乗ってるシーンのアメリはそれまでとは別人に見える。まるで普通の人。
他人とちゃんと関係を結ぶことができて、それまでの回りくどい方法で好意を伝えるわけでもない女には見えない。
現実にはここまで綺麗には行かないんだろうけど、他人とちゃんと関係を結ぶことの大切さとかを感じた。